建設関係求人・転職サイト：けんせつ姫インタビュー F.M.さん、S.S.さん

土木、木造、公共、民間工事を請け負う建設会社に勤めるF.M.さんとS.S.さん（以下敬称略）は二人とも建築士。女性監督として現場を取り纏めするお二人にお話を聞いてみた。

業界に入ったきっかけを教えて下さい。

（F.M.）もともと設計の仕事に興味があったのですが、そんな折りに、知人に今の会社を紹介してもらって入社しました。

（S.S.）私は、ものづくりが子供の頃から好きで、人の生活に欠かせない衣食住の中で、住の部分に魅力を感じて建築系の大学に進学し、今の会社に入りました。

仕事でやりがいを感じる所はなんですか？

（F.M.）図面に描かれている物が、実際の形となって出来てくると、やはり手応えを感じ、それがやりがいとなります。図面では表現出来ない部分を、使う人の立場に立って考えることが大切だと感じています。

（S.S.）みんなで一生懸命に作った建物を見て、お施主さんから感謝された時にやりがいを感じますね。

女性の現場監督ということで苦労などはありますか？

（F.M.）会社の体質として、男女の差別なく対応してくれているので、特に苦労というものはないですね。逆に優しくしてもらうこともあったぐらいですから。

（S.S.）私はいつか、結婚して子供も欲しいなと考えているのですが、将来どうなるかは分かりません。会社は協力的で、その時は要望を出してくれと言われています。

今後の目標など仕事以外も含めて聞かせて下さい。

（F.M.）ゴルフが趣味で、休日のほとんどをゴルフにあてています（笑）いつかハワイで優雅にゴルフ三昧してみたいです。将来、体力的に現場監督がきつく感じるようになったら、積算等の仕事に携わるのも有りかなと思っています。

（S.S.）長いお休みがもらえたら、海外旅行に行きたいですね。ヨーロッパを周ってみたいです。仕事は誰からも信頼されるようになりたいです。

♣作ることに真剣に取り組むお二人の姿からは、男女の差を感じることはなく、むしろ誠実さを感じるものでした。監督の仕事は頭脳労働が大半という話もあり、キビキビと現場を仕切る様子から、女性の活躍する場は建設業界には、まだまだあるのではないかと思わせるものでした。