ご主人と二人で型枠工事の会社を立ち上げたYさん。
型枠大工と主婦の仕事をこなすスーパーウーマン
株式会社KSR
N.Y.さん 40代
業界に入ったきっかけは?
以前は介護職をしていたんですよ。だけど、主人が独立を考えた時に「一緒に型枠工にならない?」と誘われ、建設業界に入りました。主人も30代の頃に未経験で始めた業種だったので、2人して1から勉強の日々でしたね。日中は汗水垂らして仕事をし、家に帰ってきてからは洗濯や掃除などの主婦の仕事もあったので、一日の睡眠時間は4〜5時間くらいで。慣れるまで大変でした!今もだけど(笑)。
仕事のどんなところに魅力ややりがいを感じますか?
自分の携わった建造物が地図に残るところですね。型枠の仕事は建設工程の一部なので、自分の担当箇所が終了すると必ず完成した建物を見に行っています。
職人さん同士も、普段は挨拶もしない現場もあったりするけど、夏場に「製氷機の氷が足りない!死んでしまうよ〜!」という危機的な状況などで現場監督さんにかけあう時なんかは、異業種でも関係ない!と、すごく連帯感がうまれます。そんな時に、「一緒に建造物を造っている1つのチームなんだなぁ」って感じますね。
将来の夢は?
日本の建築技術は素晴らしく、抜きんでていると思います。最近はその技術を持っている職人さん達の高齢化も問題になってきており、外国人の作業員の方も多くいらっしゃいますが、できれば一人でも多くの日本の若者にそのノウハウを引き継いでいけたらいいな、と思います。
休日の過ごし方は?
介護職の他にも、以前は電気関係の仕事をしていたので、機械をいじるのが好きです。パソコンの分解も自分でやってしまえるので、ノートパソコンのファンくらいなら、直せちゃうんですよ。あとは、主人と共通の趣味であるバイクも大好き。ハーレーのツーリングチームにも入っているので、自慢のカスタムバイクに乗って暖かくなったら早く走りにいきたいです!