子育てはすでに神の領域。もらった笑顔でモチベーションアップ!
S.T.さんは社内のリベロ役。
株式会社齊藤造園土木
S.T.さん 40代
T.M.さん 40代
造園業を営む会社に勤めているS.T.さんとT.M.さん。個人宅の庭の剪定から公園清掃などが主な仕事。仕事と家庭の両立が難しいと言われるが、彼女達はどのようにしているのだろうか?
この仕事にはどういった理由で就かれたのでしょうか?
(S.T.)もともとアウトドアが好きで、緑にかかわる仕事に興味があったというのもありますが、一番は主人の会社を手伝おうと思ったことです。
(T.M.)仕事を探している時に公園清掃の仕事があるよと知人から言われてです。子供達が利用する公園を綺麗にする仕事なので、身近に感じたのかもしれません。
仕事にあたり注意していることは?
(S.T.)常に利用者の皆さんが使いやすいようにと心がけて仕事をしています。あと気持ちよく挨拶することも大事ですね。
(T.M.)挨拶した時に「いつもありがとう!」と声をかけてもらうことがありますが、その時はとてもやりがいを感じますね。仕事の合間に利用者のお年寄りの方とお話するのも大事にしています。気持ちが通じると仕事にもプラスなことがあるように感じています。
家庭との両立で思うことはありますか?
(S.T.)主人の会社を手伝っているということで、仕事とプライベートの線引きがとても難しい。ママさんバレーに参加してストレス発散してバランスを保っています。家族にも協力してもらっていますが、むしろ主人のほうが大変な仕事をやっているので、やれることは私がやらなきゃと奮起しています。
(T.M.)子供が6人いまして、さらに孫もいるので人一倍家事は大変ですが、なんとか両立しています。大変な反面、子供や孫達と遊ぶことでリフレッシュしているところもあるので苦にはなりませんね。
今後、建設現場で働く女性は増えて欲しいですか?
(S.T.)もちろん増えてほしいです。肉体的に大変なことも多少ありますが、同僚と協力しあえばなんとかなります。ただ、現場の車両はマニュアル車が多いので、是非マニュアルの免許を取ってもらいたいですね(笑)
(T.M.)女性には女性ならではの活躍する場所が建設現場にはあります。十分に仕事をやっていけると感じています。建設現場で働く女性が増えてほしいですね。
♣プライベートでは、料理を教え合う仲でもあるS.T.さんとT.M.さん。子育て真っ只中のお二人に共通するのは、やはり子供達の笑顔を大事にしているということ。母であり、職人であることを両立させ、笑顔を絶やさないお二人に、今後もエールを送りたい。